2013年8月18日日曜日

疾走する悲しみをピアノで?

モオツァルト・無常という事 (新潮文庫)

「疾走する悲しみ」のピアノソロ編曲

  モーツァルトの傑作、弦楽五重奏曲四番K.516のピアノソロ編曲がIMSLPあるようです。もうここまでくると、有名曲は全てピアノソロ編曲されているのではなかと思えてきます。



  ちなみに、「疾走する悲しみ」という表現は、批評界の巨匠小林秀雄が劇作家のアダンの言葉を引いたものです。これは聴いてみるとわかるのですが、序奏もなく簡単なリズムを刻みながら第一主題が朗々と、また、颯爽と流れてくるさまは、本当に「疾走する悲しみ」というように感じます。音楽とは不思議なものです。

  さて、編曲の方ですが、どういうわけか、いくらかの声部を省略しているようです。弾いてみる際は、原曲の楽譜に照らし合わせながら適宜追加するということをしなければならないかもしれません。



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