英雄ポロネーズです。
先回冒頭の半音階六度について、弾き方を変えてみたと書きました。具体的には、鍵盤に対して指を75度から90度に立て、腕の力や肩の力、それに腕自体の重さを鍵盤に伝わりやすくするという単純なものです。指の力に頼らず、腕にまつわる力を鍵盤に伝えられやすくするための措置です。これによって、薬指や小指の筋力トレーニングの必要性は少なりました。ただ、腕にまつわる力を薬指や小指が支えられなくてはならず、音が抜けるのはその力が備わっていないためでしょう。結果は以下の通りです。
また、酷かった休符の位置を再確認して調整を行いました。
竪琴の部分も、薬指について冒頭と同様の合理化を行いました。以前よりもまっすぐに鳴るようのなったのではないでしょうか?
動画説明にも書きましたが、オクターブ連打の場面で、小指が腕の力を支えきれず、よたって何を推しているのかよくわからず突っ切っていました。