カルメン変奏曲です。
暗記が進んでつまづきが減ってきたように思われます。本来なら、躓きがなくなるまで暗記に徹するべきでしょうけれども、そこまで録るのがこの記録の意義ですから、私は録ることをやめない。
録音対象部分の少し前には、例の変則半音階加工を伴う第一変奏がありますが、次週から、それにも取り組んでいく予定です。この部分は、カルメン変奏曲の超絶難曲としての側面を代表するような言われ方をしますが、はっきり言って、騒ぐほどのものではありません、一般的な意味で難しいものではありますが。触ってみればわかりますが、編曲者は三度の半音階下降で最も弾くことの容易なもののみを選んでいるためです。ショパンの作品25第6番練習曲の方がよっぽど難しいです。