ブージー & ホークス社
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やっとみつかったけれど、凄まじい値段だ・・・。国内版は無いようなので、これでどうにかするほかないようですね。無論、鑑賞用です。
冒頭の木管の物悲しい調べから始まったかと思ったら、ピアノの駆け上がる音階が入ってきて、例の最後の同音連打の部分まで聞き手の興味を引き付け続ける名曲です。あまりに簡便にすぎる言い方ですが、作曲家の抒情と打楽器的ピアノ使用が存分に発揮された楽曲と言えましょう。
プロコフィエフは、1891年4月23日に生まれ1953年3月5日になくなったので、著作隣接権(経済関連)は失効しているはずですが、とくにアメリカでは著作隣接権の保護期間が70年ということもありIMSLPの楽譜アップロードは消極的です。二台ピアノ版は、探せばあるかもしれませんが、見当たりません。買うほかないようです。
さて、ピアノ協奏曲第3番は、下に掲載したアルゲリッチ、アバド、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の物が有名で、名演でありますが、最近ではランラン、ラトル、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団といったものが出てきました。一昔前だと、カペルも取り上げていまして、これは疾走感とカペルの強靭で健康的な熱気を存分に含んだ名演でした。
Deutsche Grammophon (2000-03-29)
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