目的もなく弾くことがこれまで以上に多くなり、「英雄ポロネーズ」の冒頭を始めとした難所を延々と繰り返している。いざこれの全体を通してみようと試してみると、つまずきが多くて、おもしろくない。ひとつ案として、弾けない所を補修するやり方が効率的であっても、通しをやらないことには楽曲になっていかないのではないか、通しの練習をすべきだと考えるも、時間は有限であり、選択が必要になる。どちらが正しいのかわからない。が、誰も教えてはくれない。と、出来上がった録音は、とても人様に出せるものではないけれど、その過程を披露するのがこのブログの主題である。
変えたことが二点ある。一つは、弾けた弾けなかったの基準を自分なりにきめ直した。例の六度の半音階上昇の場面(以下譜例)で、ゆっくり弾いたとおりの音が大体出てくれば良いとしていたが、これを緩和して一番高い音(譜例赤枠)が連なりで出ていれば良しとした。重旋主義である。
もう一点は、握力の筋トレ器具を購入したことである。よくあるVの字のやつで、メーカーはVISION QUESTと言う会社だろうか、輸入販売が株式会社ヒマラヤと言うことだけは、はっきりしている。ちなみに強さは約25kg。30kgでもよかったかもしれない。読書に疲れた時や、何も考えたくない時に無心に握っている。その影響か、以前に比べて、左手オクターブの低音が出るようになり、右手のメロディーラインは鮮明になりつつある。
映像について
今までの映像は、画像を一枚張っただけの殺風景なものであったが、今回より、譜面をスライドショーのように録音に連動させてみた。楽譜はimslpにあったミクリ版を使用した。面倒なうえに、自己採点をやっているようで、あまりいい気分はしなかったが、間違いを知らず放っておくのも良いことではないと、ごまかし、ごまかし作業に没頭した。こう見直していると、上手くいっている部分とそうでない部分があって、やはり、細部が無ければ全体もないという事だろうか。
画像編集とムービーメーカーの操作で一日作業になるかと思っていたが、1時間ほどで完成してほっとしている。エンコードの方が時間がかかった。
画像編集とムービーメーカーの操作で一日作業になるかと思っていたが、1時間ほどで完成してほっとしている。エンコードの方が時間がかかった。